今週のお題「大人になったなと感じるとき」
会社でダメな上司ともめてばかりいる、うめねこです。
うめねこが子供の頃に、父親が上司と揉めて会社を辞めたことがありました。父親は人付き合いが良い方ではなく、正義感が強く頑固な性格なため、揉めることは容易に想像つきました。
子供のうめねこは父親を反面教師にし、自分はそうならないように上手くやろうと思っていました。しかし、自分が大人になり結局自分も父親と同じように上司と頻繁に揉めてしまっていました。
ただ、うめねこの上司にも問題があります。専門知識を持ち合わせていないのに、何でもかんでも根拠なく否定する人間だからです。いくら良い提案しても
「そんなの絶対できない。」
と否定され、上司の言う通りにしかやらせてもらえません。それで失敗したとしても部下のせいにするダメな上司です。皆に嫌われています。
自分は将来こんな上司にならないよう上司を反面教師にしています。しかし最近、妻が提案したことに対して何となく
「それは難しいんじゃないか?」
と自分が上司と同じように根拠なく否定していることに気づきました。
あれ?自分が反面教師になってるじゃん!
反面教師として学ぶと失敗する理由が下記の記事に説明されておりました。
簡単に抜粋しますと・・・
脳は脳内で思い描いたことをいくら否定しても、それを否定することはできず、リアルに描いたことに反応してしまう働きを持っているのです。
特に、身近に反面教師がいる場合、自分がなりたくない状態をいつも具体的に見続けることになります。従って、「ああはなりたくない」と思えば思うほど、脳内に「なりたくない自分の具体的なイメージ」が刷り込まれてしまうことになり、そして無意識のうちに、なりたくない人物に向かって、行動を起こし始めてしまうんです。
では、どうすれば反面教師を有益なものとして活かせるかも書かれており、
「否定表現を使わず、肯定表現で理想像を具体的に思い描く」
ことが大事だそうです。
確かに反面教師として否定的なところばかりを意識して、理想像を描けていませんでした。
今の組織には残念ながら理想像となるような人は少なく、人の悪いところばかりに目がいきがちです。
悪いところばかり意識せず、自分の中で将来的にどうなりたいか理想像をちゃんと描き、その理想像を目指して頑張っていきたいです。