酒造りの自由研究|月桂冠大倉記念館の見学
こんにちは、うめねこです。
緊急事態宣言でどこもお酒が飲めない!
コロナ禍で美味しいお酒が外で楽しめないのは、辛いですね。
なにかいい方法はないかと考え、酒蔵見学の手段を思いつきました!
そこで、京都の伏見にある月桂冠大倉記念館へ酒を飲みに酒造りの勉強に伺いました。
月桂冠大倉記念館の概要
- 最近(2020年12月18日)にリニューアルオープンしたばかり
- 入館料:20歳以上は600円
- おちょこがもらえる
- 3種類の試飲もできる
おちょこと3種類の試飲ができて、600円はお得じゃないですか?
車で来る人は安心して下さい。試飲の代わりにTHE SHOTがもらえます。
展示内容
- 酒造りの手順や道具
- 月桂冠の社歴
- 11代目当主の大倉恒吉の功績
平日は、酒樽の菰巻き実演もあるようです。
特に印象に残った内容が、明治期の11代目当主 大倉恒吉の話です。
月桂冠は、恒吉時代に大きく発展したようです。恒吉がすごいなと思った点は、
- 13歳と若くして家業
- 事業を100倍に拡大
- 1909年に酒造研究所を設立
- 防腐剤なしの瓶詰清酒を初めて開発
これまで杜氏の勘とコツで成り立っていた酒造りを、清酒メーカー初の酒造研究所を設立し、品質向上につなげたことはゲームチェンジャーだと思いました。
また、これまで樽詰で販売していたものを瓶詰にし、防腐剤なしにしたのは先見の明に長けた人だと思いました。業界での防腐剤全廃は1969年でしたが、月桂冠は1909年に販売していたようです。
お楽しみの試飲
様々な月桂冠の日本酒の中から3種類試飲することができます。
種類が多くあり(確か9種類)どれを選ぶべきか迷ってしまったので、記念館の方にオススメを選んで頂きました。
特に美味しかったのが、笠置屋(かさぎや)!
それもそのはず、試飲できる日本酒の中で一番高いお酒!
笠置屋は、山田錦を精米歩合35%(品評会用レベル)まで磨いて使用低温でじっくり醸した大吟醸酒です。フルーティーかつスッと飲みやすいお酒です。
思わず、お土産コーナーで笠置屋を買ってしまいました。
笠置屋は、月桂冠大倉記念館の限定販売商品ですが、オンラインショップでも購入することができます。気になった方は是非、飲んでみて下さい。